クリストファー遙盟(くりすとふぁー・ようめい)

国際的に活躍する尺八の演奏家、作曲家。国際文化会館(東京都港区)芸術監督、テンプル大学講師(日本音楽)、東京在住。
1972年にアメリカより留学。東京藝術大学大学院で人間国宝の故山口五郎(竹盟社宗家)に師事、「遙盟」の号を授かる。以後、内外での演奏のみならず、「国際尺八フェスティバル」のプロデュースなど、尺八音楽を世界に広めるキーパーソンとして知られる。江戸時代の尺八の奏法を生き返らせ、古典から現代音楽まで挑戦している。尺八を心の修行の最上の道具だと捉えている。現在、合気道2段。武道と尺八の世界の繋がりも大切にしている。
  
C D  「浩々妙音」Bright One Records ほか。
著書  「尺八オデッセイ」河出書房新社蓮如賞受賞)
     「ザ・尺八:演奏習得の手引き」音楽之友社 など。